平均気温が上昇し続けている近年、夏に熱中症で入院する人や死亡する人が増えている。こうした中、英ロンドン大学公衆衛生学熱帯医学大学院のKrishnan Bhaskaran氏らは、外気温が20度を超えると一時的にに心筋梗塞になるリスクが高まるとの研究結果を、英医学誌「BMJ」(2012; 345: e8050)に発表した。Bhaskaran氏らは、もともとリスクが高い人の発症を早める誘因になっているかもしれないと推測している。