風疹対策の徹底を呼び掛け―厚労省、今年度3回目

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 厚生労働省が、地方自治体に風疹(三日はしか)対策の徹底を再度呼び掛けている。通達は2012年度を通じて3回目で、特定の感染症に対する注意喚起の回数としては異例の多さだ。今回の通達では、昨年の風疹患者の報告数が2,353人と過去5年で最多を記録したほか、現時点で風疹の流行が始まった2011年と昨年を通して「先天性風疹症候群」が計6例発生していることも明らかにされている。今年に入ってからも、大きな流行を記録した昨年の同時期を上回るペースで患者発生が報告されており、厚労省は先天性風疹症候群や風疹の報告数がさらに増加するのではないかとの懸念を示している。

最新の風疹(三日ばしか)発生報告数と年間推移を見る

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