女性は、卵巣の働きが衰えて月経が終わる閉経期を迎えると、ホルモンバランスが崩れ、さまざまな症状が現れる。その一つが不眠などの睡眠障害だ。米ウエストバージニア大学医学部のJuhua Luo氏らは、睡眠障害を持つ閉経後の女性では、甲状腺がんになるリスクが上昇すると、米医学誌「American Journal of Epidemiology」(2013; 177: 42-49)に報告した。