鶏肉と夏野菜のカレー

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 さんさんと輝く太陽を浴びた夏野菜にはトマト,カボチャ,ナス,キュウリ,ニガウリ,ピーマンなどがあります。これらの旬の食材は栄養価(特にβカロチン,ビタミンC,食物繊維など)も高く,味もほかの時期に比べてよりおいしく,リーズナブルな値段で買うことができます。なかでもトマトのビタミンCは夏のものが多いことがわかっています。

 野菜不足になりがちななか,夏野菜は献立に取り入れやすく,調理法もいろいろあり,量も多く取ることができます。例えば,完熟したトマトはポタージュやトマトソースにして冷凍にするとか,煮込み料理に使います。また,カボチャはカリカリベーコンと一緒にサラダにしたり,ポタージュにしたりすると量を多く取ることができます。ニガウリはおなじみのゴーヤチャンプルー,あえ物,煮物などに,ナスは焼きナスや蒸しナスにしてショウガ醤油でなど,定番ですが食が進むものです。ピーマンは炒め物や煮込みなどほかの食材と合わせて彩りとしても使うことができます。キュウリはあえものによく使われます。貝類やエビ,肉などと一緒に取り合わせて食感を楽しむことができます。

 ナスやキュウリは,ほてった体を冷やす効果があると言われています。自然の摂理に従って,旬の食材を上手に使っておいしく取りましょう。

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