胃がんは早期に発見されるようになってきたが、依然として20~30%の患者は、胃をすべて摘出する全摘手術を受けている。全摘後に問題になるのが食事摂取量の不足。それを解消する治療法として、摘出した胃の代わりに空腸パウチ(嚢=のう)を用いた再建手術が注目されている。