上あごに比べて下あごが前に出ている受け口(下顎前突症)は、手術で治せる。東京歯科大学水道橋病院の柿澤卓・副院長(口腔=こうくう=外科)は「物をうまくかめるようになり、発音も良くなる。手術の前後には歯列矯正もして、歯並びもきれいになります」と話す。