脚が外側に湾曲したO(オー)脚は、日本人に多く見られる。東京大学医学部附属病院整形外科の中川匠講師は「O脚自体は病気ではないので、基本的に痛みがない限り治療の対象にはなりません」と説明。また、運動やストレッチでは矯正できないと警鐘を鳴らしたほか、中年や高齢者では変形性膝関節症によるO脚の進行に注意するようアドバイスしている。