発熱をきっかけに起こる「熱性痙攣(けいれん)」は、子供の4~8%に見られる。特に発育過程にある1~3歳児に多く、母親は慌ててしまいがちだ。しかし、ほとんどは数分で治まるので、衣服を緩めて横向きに寝かせるなどするとよい。東京医科大学小児科の宮島祐講師は、母親は冷静に子供を見守り、発作が治まった後のケアを怠らないよう助言する。