大酒家の病気と思われがちな脂肪肝だが、飲酒の有無にかかわらず、成人の2~3割がかかっているという。従来は飲酒が原因でなければ、脂肪肝炎、肝硬変、肝がんには進行しないと考えられていたが、非アルコール性脂肪肝でも一部は症状が進行する可能性があることが分かってきた。東京女子医科大学消化器内科の橋本悦子教授は肥満者に警鐘を鳴らす。