子供との同居がピロリ菌再感染のリスクに―南米研究

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 胃がんの予防で重要なのが、原因の9割以上を占めるピロリ菌(Helicobacter pylori)を取り除くこと。日本では、胃炎でも除菌治療に健康保険が適用されるようになった(関連記事)。しかし、日本ではまれだが、除菌後しても再感染してしまうケースもある。米バンダービルト医療センターのDouglas R. Morgan氏らは、南米の7地域でピロリ菌の除菌治療を受けた1,463人を検討したところ、再感染リスクの一つに「子供との同居」が挙げられると、2月13日発行の米医学誌「JAMA」()に発表した。処方された薬を定められた通りきちんと飲まないことも、再感染リスクを高めていたという。

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