認知症に間違われやすい病気には、慢性硬膜下血腫という病気もある。頭部への打撲によって血の塊ができ、物忘れや元気がなくなるなどの症状が表れる。東京医科大学病院老年病科の櫻井博文講師は「この病気は大抵は治療可能です。症状が出たら、速やかにかかりつけ医に相談してください」と強調している。