肺がんはがんの中で最も死亡者数が多い。年間6万人以上が亡くなっており、5年後にはこの倍以上に増えると予測されている。一方で、病態に即した的確な治療も可能になってきており、早期に発見されれば治癒率は高くなっている。東京女子医科大学呼吸器外科の村杉雅秀准教授は、小さな傷をつけるだけでがん細胞を切除する手術など最新の肺がん治療を紹介するとともに、早期発見の重要性を訴えている。