麻疹(ましん)は一般に「はしか」と呼ばれ、小さな子供の病気と思われがちだが、2007年には全国で多くの高校、大学で流行し、休校になる事態に至った。日本赤十字社医療センター(東京都)小児科の薗部友良顧問は「軽視は禁物。肺炎や脳炎など命に関わる合併症を招く危険な病気です」と、若者に対してワクチン接種を呼び掛ける。 最新の麻疹(はしか)発生報告数と年間推移を見る