「産後うつ病」の2割に双極性障害―米研究

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 女性は出産後、一時的な情緒不安定からうつ病を発症することがある。これが「産後うつ」で、自身への影響はもちろん、子供の虐待などにもつながる危険な状態だ。米国では産後1年以内に21.9%の女性が産後うつにかかるといわれているが、米ノースウェスタン大学フェインバーグ医学部のKatherine L. Wisner氏らは、産後まもない女性1万人を対象に調査したところ産後4~6週の時点で10%以上にうつ病が認められ、そのうち23%が双極性障害(そううつ病)だったとの研究結果を、3月13日発行の米医学誌「JAMA Psychiatry」(電子版)に報告した。

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