日本にはマムシやヤマカガシ、ハブといった毒ヘビがいる。かまれる数ではマムシが多く、少なくとも年間1,600人以上が被害に遭っているという。それも夏季に集中している。「かまれると出血し、腫れて激しく痛む。命に関わることもあります」と、神戸市立医療センター中央市民病院救命救急センター(兵庫県)の有吉孝一救急部長は注意を呼び掛ける。対処法では、かまれた傷口から口で吸い出すのは逆効果という。