皮膚の一部が脱色したかのように白くなる尋常性白斑。治療が困難で、病変が顔や手など露出部にある場合は心理面に及ぼす影響も大きい。京都大学医学部付属病院皮膚科では、数年前から専用の化粧用品を使って皮膚の病変を目立たなくさせるメイクアップケア外来を設け、患者のQOL(生活の質)の改善に効果を上げている。