目から火花が飛ぶ、頭の周りに星が光る―。漫画のような一コマだが、こんな悩みを抱えて眼科の門をたたく人は少なくない。視野の中に存在しない光が見える光視症は、多くが加齢などに伴う生理現象だが、重い病気が隠れていることもある、と井上眼科病院(東京都)の若倉雅登院長は眼科の受診を呼び掛ける。