寝ている時に呼吸が一時的に止まる睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、さまざまな合併症を引き起こし、時として突然死を招く恐れもある。高血圧患者の10人に1人がSASの可能性があるとみられており、自治医科大学付属病院(栃木県)循環器センター内科部門の苅尾七臣主任教授は警鐘を鳴らす。