思春期の子供を襲う関節の病気に「大腿(だいたい)骨頭すべり症」がある。増加しており、診断が遅れると重症化しやすい。「大腿骨頭壊死(えし)などの合併症を起こす危険性もあり、早期発見と適切な治療が求められます」と大阪市立総合医療センター小児整形外科の北野利夫部長は警告する(関連記事)。