携帯電話や携帯ゲーム機の普及に伴い、子供の近視が増えている。文部科学省の調査では、裸眼視力0.3未満の小学生は、2009年には1975年に比べると3倍近くに達している。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の大野京子准教授(眼科学)は「子供の近視は適切に対応しないと強度近視につながり、成人後の失明の原因にもなります」と警鐘を鳴らしている。