中央アジアの国・タジキスタン。国境なき医師団(MSF)が運営している結核病棟に、痩せてはいるものの、好奇心の強そうな目をしたザファル君(仮名、12歳)が入院しています。誰かが病室に入ってくると、ザファル君は急いで外科用マスクを着けます。MSFの病棟では、こうした感染予防策が徹底されているためです。