小堺一機さんインタビュー(がんとの闘い)(2)

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――首のがんに気づかれたのは?

 ヒゲをそっていたら、何かがポコッとできていて。そういう時に限って、たまたま首にしこりができた方の手記みたいな本を読んだんですね。その方が亡くなっていたので、あれ?と思って、かかりつけの先生にちょっと診てもらい、一回生検(患部の一部を切り取って調べる検査)をしたんですよ。そうしたら、その時は「大丈夫みたいですね、ただのしこりかな」と。でも、その先生が「もう一回診たい」って言うので、もう一回診てもらったら「ちょっと(腫瘍が)ある」ってことになって...。

 手術すると決まったときは、「ありゃりゃ」と思いました。僕が毎年続けている舞台「小堺クンのおすましでSHOW」の20回目の公演があるのに、手術を受けるならそれをやめなきゃならない。落胆しましたよ。でも、先生は「取らないとダメ。がんですから」って。

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