糖尿病とがんの関連が世界的に注目される中、日本糖尿病学会と日本癌(がん)学会の合同による「糖尿病と癌に関する委員会」(委員長=国立国際医療研究センター・春日雅人総長)は5月14日、東京都内で記者会見を行い、糖尿病によるがん発症リスクや、糖尿病ががんの発生を促すメカニズム、共通する危険因子などの検討報告を発表した。糖尿病患者ががんにかかるリスクは、糖尿病でない人の1.2倍だったという。