大気汚染や騒音などが強い幹線道路の近くに住むと、心臓病などにかかりやすくなるとの研究結果が報告されている(関連記事)。では、他の臓器などへの影響はどうなのか。米ベス・イスラエル・ディーコネス医療センターのShih-Ho Lue氏らは、脳卒中にかかったことがある人を対象に検討したところ、自宅から幹線道路に近いほど腎臓の機能が低くなる傾向にあったと、5月13日発行の英医学誌「Journal of Epidemiology & Community Health」(電子版)に報告した(関連記事)。