健康的な生活を送るため、世界的に減塩の機運が高まっている。米国では1日当たり塩分摂取量は5.8グラム(ナトリウムで2,300ミリグラム)未満、高血圧患者などでは3.8グラム(同1,500ミリグラム)未満が推奨されているが、米国医学研究所(IOM)は5月14日、この推奨量にエビデンス(科学的根拠となる研究結果)はないとする見解を発表した。これに対し、米国心臓協会(AHA)は即日反論。減塩の重要性をあらためて強調している。