内耳の障害による難聴で、補聴器を使っても聞き取れないケースなどは聴力の回復は難しいとされていた。しかし、最近は人工内耳という装置を用いることによって、通常の会話などは半数以上の人が可能になっている。東京医科大学病院耳鼻咽喉科の河野淳教授(聴覚・人工内耳センター部長)に聞いた。