「喫煙者」と一口に言っても、数カ月に1回1本だけ吸う人から、1日何十本も数人まで多種多様。また、禁煙に成功しやすい人としにくい人もいる。米デューク大学医療センター保健政策・管理学のDaniel W. Belsky氏らは、ニュージーランドで行われている研究のデータを解析した結果、ニコチン依存になる頻度や、喫煙開始から日常的な喫煙へ移行する割合、禁煙失敗率などの喫煙行動に遺伝的な要素が影響していると、米医学誌「JAMA Psychiatry」(2013; 70: 534-542)に発表した。