昔から、日本人に多いといわれる胃がん。死亡率は年々減少しているが、依然としてがんの中では患者数は最も多い。慶応義塾大学病院(東京都)消化器内科の鈴木秀和・准教授は「胃がんは早期に治療すればほとんどは完治します。ただ、早期では症状が出ないことが多いので、危険因子を持つ人は必ず検診を受けてください」と呼び掛ける。