喫煙による健康へのリスクが次々に明らかになっており、特に女性では男性よりも影響が強いとする研究結果が多数報告されている。こうした中、ノルウェー・トロムソ大学地域医療学科のRanjan Parajuli氏らが、女性の喫煙者は男性より大腸がん(結腸がん)を発症するリスクが高いと、米医学誌「Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention」5月号(2013; 22: 862-871)に報告した。喫煙期間や喫煙本数などが多い女性ほどリスクが高まっていたという。