成人男性を中心とした風疹の大規模な流行が続いており、各国では日本への渡航注意情報も発表している。そんな中、5月23日にネット事業大手のサイバーエージェントが、「社員と周囲の妊婦を守るため」全社員3,000人を対象とした予防接種の費用全額補助と、社内での集団接種を行うことを発表し、注目された。企業での集団接種や費用の補助により、流行を食い止めるカギとなる成人の予防接種率の向上が期待されるが、いったいどれくらいの人が接種したのか。5月下旬から6月初めにかけ、4日間行われた同社の集団接種最終日の模様を取材した。 最新の風疹(三日ばしか)発生報告数と年間推移を見る