世界的な禁煙の機運を受け、各国で公共のスペースや職場での禁煙を法制化する動きが出ている。こうした取り組みは本当に効果があるのか。オランダ・マーストリヒト医療センターのJasper Been氏らは、欧米諸国の研究結果を解析したところ、早産と子供の喘息(ぜんそく)で医療機関を受診する数が大幅に減少したことが分かったと、3月28日発行の英医学誌「Lancet」(電子版)に発表した。