梅毒が都内で流行―07年の2.5倍、男性が9割占める

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 日本では「過去の病気」と考えられていた梅毒だが、2013年の東京都内での報告数が前年の1.4倍、2007年と比べると2.5倍に上ることが、国立感染症研究所の調査によって分かった。報告された417人のうち男性が9割近くを占めており、感染経路は「同性間の性的接触」が最も多かったという。感染研は4月21日付の速報で「アウトブレイク(地域内流行)と捉えられる」との見方を示し、全国の報告数も昨年は過去10年で最多だったことから、感染がさらに拡大する恐れがあるとして警鐘を鳴らしている。

梅毒の発生報告数と年間推移を見る

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