同じ注射を受けて、強く痛がる人もいれば、全く痛くないという人もいる。そうした人それぞれで違う"痛みの感じ方"が、遺伝子を調べると分かるようになるかもしれない。米医療関連企業「Proove Biosciences」のTobore Onojjighofia氏らは、4種類の遺伝子変異(多型)によって痛みの感じ方の違いを調べた結果、痛みを強く感じる人で多く認められる遺伝子変異があると、米フィラデルフィアで開かれている米国神経学会の会合で報告した。