がんの中でも病状経過が悪いものの一つに胆管がんがある。5年生存率は手術ができた例で20～30％、手術ができなければ数％だという。最近では、印刷会社で働く人に発症するケースも指摘されている。中高年の男性に多いという胆管がんについて、東京医科大学消化器内科の糸井隆夫准教授に聞いた。肌や目玉が黄色くなる黄疸が出ている場合、肝機能検査の数値が少し悪化した場合などは要注意だという。