夏になると金属アレルギーに悩む人が増える。暑さと汗の作用によってイオン化した金属が溶け出し、直接触れている皮膚にアレルギー反応を起こすためだ。食べ物に含まれているニッケルなどの金属で、全身性の皮膚炎を起こすケースもある。東邦大学医療センター大橋病院(東京都)皮膚科の向井秀樹教授に聞いた。