健康に長生きするために、防ぐべきなのが寝たきり。その原因の一つとして、年齢を重ねていくとともに筋肉が衰えていくサルコペニアという現象がある。東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢准教授(執行委員)らは、6月12~14日に福岡市で開かれた日本老年医学会の会合で、サルコペニアをいち早く発見するための自己評価法として「指輪っかテスト」を紹介した。また、千葉県柏市に住む高齢者2,000人の調査から、サルコペニアを予防する上で早期発見が重要なことが分かったとしている。