パソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)、タブレット型端末のLEDディスプレーなどの光に多く含まれているブルーライト。多く浴びると目の障害だけでなく、いわゆる体内時計(概日リズム=サーカディアンリズム)を狂わせることが指摘されており、それを防ぐ眼鏡なども発売されている。慶應義塾大学眼科学の綾木雅彦特任准教授は、7月3~4日に徳島市で開かれた日本睡眠学会の会合で、ブルーライトを夜間に浴び過ぎるだけでなく、昼間十分に浴びないことも概日リズム障害を引き起こすと指摘。同時に、就寝前はスマートフォンなどの使用を控えるよう助言した。