国連エボラ対策担当トップのアンソニー・バンベリー氏は10月14日、国連安全保障理事会で、感染者の管理など4つの目標のうち一つでも達成できない場合、「人類は(エボラウイルスの制圧に)失敗する」とコメント。これまでの対策が不十分だった点を振り返った上で、「目標を達成できなければ、エボラウイルス感染者は爆発的に増える」と世界的流行も示唆した。公式サイトで公表されている議事録では、「11月末までに感染者の7割を入院させ、死者の7割を安全に埋葬しなければならない」とする世界保健機関(WHO)の助言も紹介されている。