西アフリカを中心として流行とともに、致死率の高さで恐れられているエボラウイルス病(エボラ出血熱含む)。流行国の一つで、ウイルス性出血熱の研究・診療施設を持つシエラレオネの病院で蓄積された患者データを解析した結果、致死率は74%と推計された。また、エボラウイルスへの感染が疑われた人のうち、検査の結果、陽性だったのは半数だったことも分かったという。詳細は、10月29日発行の米医学誌「New England Journal of Medicine」(電子版)に掲載されている。