日本眼科医会は9月19日、生まれつきの色覚異常を持つ中高生の約半数が色覚異常に気づかず、勉強や仕事に支障を来しているとの調査結果を発表した。背景には学校で行われていた色覚検査が10年前に任意化したことがあり、同医会と日本眼科学会は、希望者が検査を受けられることの周知や学校で検査が受けられるよう文部科学省に働かけるなど、体制改善への姿勢を示している。