乳幼児の約10%が持っているといわれている食物アレルギー。その中で最も多いのが卵アレルギーで、日本の調査では原因食物の4割近くを占めることが分かっている。オーストラリア・西オーストラリア大学医歯学健康科学部のDebra J. Palmer氏らは、生後4カ月から少量の"卵粉"を食事に混ぜることで卵アレルギーの発生を抑えられたと、米医学誌「Journal of Allergy and Clinical Immunology」(2013; 132: 387-392)に発表した。