昨年から報告が相次いでいる妊娠中の風疹感染による胎児の先天障害(先天性風疹症候群)の具体的な症状が9月30日、厚生労働省の専門家会議で明らかになった。それによると、最も多く報告された症状は先天性心疾患(生まれつきの心臓病)の11例で、国立感染症研究所(東京都)の多屋馨子室長らは、他の症状が診断されていないことや報告されていない可能性を指摘している。 最新の風疹(三日ばしか)発生報告数と年間推移を見る