高齢化によって認知症の増加が懸念されているが、認知症を招く要因の一つに脳卒中が挙げられている。こうした中、英ロンドン大学キングス・カレッジ医学部のAlex Dregan氏らは、英国の一般人を10年間にわたって追った結果、脳卒中を発症する前の認識機能が高いほど、脳血管性認知症のリスクが上昇すると、10月17日発行の米医学誌「Stroke」(電子版)に報告した。