"立体パズル"などとして、世界的に親しまれているマグネットボール(強力磁石ボール)。米国では「バッキーボール(bucky ball)」や「ゼンマグネット(Zen Magnet)」などの商品名で販売されているが、米国小児科学会は10月22日、販売中止を求める声明を発表した。理由は、マグネットボールを誤ってのみ込んだ子供がケガをする報告が相次いでいるためで、磁石の特性から胃や腸に穴が開く例もあったという。米政府機関の消費者製品安全委員会(CPSC)はすでに、商品の販売を禁止するルール作りを進めている。