1999年に49歳でこの世を去ったマーク・オブライエン(ジョン・ホークス)は、6歳のときにかかったポリオが原因で首から下に麻痺(まひ)が残る重度の身体障害者だった。しかし、持ち前の明るさで何でも精力的にこなし、大学卒業後は詩人・ジャーナリストとして活動を始める。やがて、愛する女性と心身ともにつながりたいという想いが募り、友人のように慕うブレンダン神父(ウィリアム・H・メイシー)に相談、セックス・セラピストのシェリル(ヘレン・ハント)から"セッション"を受ける...。タブー視されがちな身体障害者のセックスというテーマを扱いながら、与えられた人生を精一杯生きようとするマークと、彼に心を動かされる周囲の人たちの交流を、ユーモアたっぷりに描くドラマ映画『セッションズ』が12月6日から公開される。これに先立ち、当サイトでは読者5組10人に、新宿シネマカリテの劇場観賞券をプレゼント。詳細は記事の文末を参照に。応募は締め切りました。