〈編集部から〉 体が縮こまる寒い季節、脳卒中や心筋梗塞も増えるといいます。こうした中で、冬になると糖尿病患者の血糖値の状態も悪くなるとの論文が、大分県日田市・岩尾病院の研究グループから発表されました。冬に血糖コントロール(管理)が悪化するのはなぜなのか。研究グループは「運動量の低下」と結論していますが、北里研究所病院糖尿病センターの山田悟センター長は、違う原因がある可能性も指摘しています。今回の研究結果について、同センター長に解説してもらいました。