短期間でできる花粉症対策として人気を集めているのが、鼻の粘膜の表面をレーザーなどで焼く「粘膜凝固術」だ。「焼くことで鼻粘膜の表面が乾燥して花粉がくっつきにくくなり、鼻から花粉が侵入するのを防ぎます。薬なしで、鼻水や鼻詰まりなどの症状が軽くなります」と、日本医科大学付属病院耳鼻咽喉科・頭頸部(とうけいぶ)外科の大久保公裕教授は説明する。