国立がん研究センターは3月26日、日本のがん罹患(りかん)数・率の最新推計値を公開し、県ごとのがん罹患率(標準罹患比)を地図上で初めて示した。部位別でも示され、胃がんは日本海側に集中する傾向にあること、大腸がんは北海道、東北地方、山陰地方で高かったほか、肝臓がんは西日本が極めて高いなどの特徴が明らかになった。