水ぼうそう予防接種の定期化で入院患者が激減―感染研調べ

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 毎年、子供(9歳以下)を中心に100万人が発症し、4,000人が入院、20人が亡くなっていた水ぼうそう(水痘)。しかし、2014年10月に水痘ワクチンが定期接種(国が強く勧める)になったことで、水ぼうそうで入院する子供(0~3歳)が3分の1以下に激減したことが、国立感染症研究所の調査によって分かった。定期化からわずか3カ月の時点のもので、国内の水ぼうそう流行時期を考えると、その効果がさらに大きいことが分かる。詳細は、5月26日発行の月報(病原微生物検出情報=IASR)に掲載されている。

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