厚生労働省の推計によると、日本の成人男性のおよそ3人に1人が自分は薄毛だと思っており、5人に1人は薄毛を気にしているという。そんな男性たちの強い味方がAGA(エージーエー=男性型脱毛症)治療薬「プロペシア」による治療だが、効果を最大限に引き出すには治療を始める時期が重要となるようだ。AGA治療の第一人者である北里大学医学部の佐藤明男教授(再生医療形成外科学)は6月25日、東京都内で開かれたMSD主催のセミナーで、40歳を過ぎてから治療を始めた人などでは5年後の治療効果が上がらない可能性が高いと説明。早めのケアが重要とアドバイスした。